カンバーランド長老キリスト教会

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  • 降誕節第1主日 マタイによる福音書2章1-12節

    クリスマス プレゼント 2021年12月26日

    異邦人学者が東の国からはるばる旅をしてエルサレムに着いた。ヘロデ王にとっては思いがけない来訪だったが、イエスの母、マリアにとっては力づけられる時となり、神のご計画を知るすばらしい機会となった。

    1 「ユダヤ人の王としてお生まれになった方はどこにおられますか?」

    博士たちがユダヤの王に語ったこのことばはマリアを力づけた。なぜなら天使ガブリエルが彼女に語ったことを裏付けたからである。天使は「・・・その子は偉大な人になり、いと高き方の子と呼ばれる。神である主が、彼に父ダビデの王座をくださる。」(ルカ1章32節)と語っていた。何とその言葉を東方の異邦人博士たちから聞くとは。マリアはその言葉にさぞ驚いたことだろう。

    2 マリアの滞在するベツレヘムの家に東方の博士たちが訪ねて来た。

     ユダヤの王として生まれた子を探すならヘロデ王自らが探したとしても不思議はない。しかしその地に不慣れな博士たちがマリア滞在の家まで訪ねてきた。エルサレムから約10キロの小さな村、ベツレヘムは外国人の訪問できっと大騒ぎだったろう。博士たちがマリアを訪ねて出かけたことは練りに練られた神の計画と言える。もしヘロデ王がイエス探しに乗り出したらイエスの命はあぶなかった。博士たちがイエス探しに出かけることによってイエスは守られた。博士たちはイエスを見つけた、とあるが、聖書はただ「東方で見た星が先立って進み、ついに幼児がいる場所の上に止まった。」とだけ記している。マリアは不思議な神の導きによって見出されたが、読む私たちはそこに神の深い配慮があったことを忘れてはならない。

    3 東方の博士からプレゼントを受けた。

    黄金、乳香、没薬、と博士たちの来訪によって3つのプレゼントをマリアは受け取った。非常に高価なものだった。それを手にしたマリアは驚いたことだろう。だが後にこのプレゼントの意味を知ることになった。13節〜15節を読んでみよう。神は二人に急いでエジプトに逃げよ、と命じた。決して裕福でなかった彼らにとって博士から受けた宝物はエジプトへの旅の費用に当てられたのではないだろうか。そう考えると、マリアたちにとって東方の博士来訪は付録の出来事ではなく、ぜひ必要な出会いであった、と考えるべきだろう。

    マリアの告白を覚えているだろうか。「私は主の仕え女です。お言葉どおり、この身になりますように」。彼女は謙遜にすべてをかけて神に仕えて生きようと決断した。神はそのマリアのもとに東方からの博士を送った。その出会いによってマリアは神が全力で守ってくださる、という恵みを知った。これこそ信仰者が知る大きな恵みだと思う。後にイエスの弟子となったペトロは語っている。「神の力強い御手の下でへりくだりなさい。そうすれば、しかるべき時に神はあなたがたを高くしてくださいます。一切の思い煩いを神にお任せしなさい。神が、あなたがたのことを心にかけていてくださるからです。」(ペトロの手紙第一5章6、7節)と。今も神の前にへりくだって生きる者はこのおおいなる神の働きにきっと出会う。必ず出会う。

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