皆さんは「商標法」という法律をご存じでしょうか。登録商標、ブランドのロゴなどを無断で使うと罰せられる法律です。今日のマルコによる福音書を読む中で、私はこの法律を思い出しました。13章には「メシアを名乗る者が現れる」とあり[…続きを読む]
2025年11月30日「神の国の商標法」マルコによる福音書13章21~27節
カンバーランド長老キリスト教会
東京都東大和市にあるプロテスタント長老派のキリスト教会です
皆さんは「商標法」という法律をご存じでしょうか。登録商標、ブランドのロゴなどを無断で使うと罰せられる法律です。今日のマルコによる福音書を読む中で、私はこの法律を思い出しました。13章には「メシアを名乗る者が現れる」とあり[…続きを読む]
「金持ちの男」の物語はとても有名ですが、読むと「イエス様は意地悪だ」と悲しく感じる方もいるようです。私の友人も、「イエス様はできもしない全財産の売却を求めて、この男性に永遠のいのちを与えたくなかったのでは」と悲しんでいま[…続きを読む]
皆さんは周りの方からどんなふうに呼ばれているでしょうか。私も「千穂子先生」「ちほねえちゃん」「ちほりーぬ」など、呼ぶ人との距離によって呼び名が変わります。呼び名は関係性を表します。今日の出エジプト記6章2~13節には、神[…続きを読む]
本日お読みしたマルコによる福音書12章18~27節は、私にとって思い出深い箇所です。神学生のころ、神学生仲間のYくんが結婚しました。喜びにあふれた彼は旧約聖書の雅歌を説教したりするほどでしたが、ある日この箇所を読んで沈ん[…続きを読む]
皆さん、好き嫌いはおありですか?私は子どものころ野菜全般を食べられませんでした。そんな私が教会でカインとアベルの話を聞いて「神様も野菜が嫌いらしい」と言って野菜炒めを断り、母に怒られたことがあります。また、「アベルの供え[…続きを読む]
ガラテヤの信徒への手紙5章は「キリスト者の自由」という見出しで始まる。その表現は、宗教改革者マルティン・ルターの著書の題名にもなっている。では、私たちはキリスト者として自由であろうか。信仰生活の中で「~してはいけない」「[…続きを読む]
「聖書は神の言葉」という言葉があります。聖書は神が人に愛を伝えるために与えたメッセージです。けれども詩編は少し異なり、人から神への語りかけ――嘆きや感謝、喜びの表現――が中心です。詩編は、神と人との「関係性のことば」であ[…続きを読む]
本日お読みしたマタイによる福音書20章1~16節は「ぶどう園のたとえ」として知られる箇所です。ここには、神の国の「不思議な給与システム」が描かれています。ぶどう園の主人は朝6時に労働者を1デナリオンで雇い、9時、12時、[…続きを読む]
今日の聖書、マタイ19章13~15節を読むと、「小さい子どもはピュアだから、そういう信仰を持てという意味でしょう?」と尋ねられることがあります。そのたびに私は「子どもって全然ピュアじゃない。『子どもはピュア』は大人の幻想[…続きを読む]
みなさん毎日お祈りはしているだろうか? 教会であれ、おうちであれ。 心静かに祈ることは、自分の信じている神様とお話しする、時には対話することかも知れない。声に出さずとも、心の中で。まさに密室の祈りであろう。 それに、祈る[…続きを読む]